はてな?で充ち満ちているのが、人間の身體。発生学では、人間の身體は、「三葉性」でできていると説明されている。「三葉性」というのは、外胚葉・中胚葉・内胚葉のこと。精子卵子が合体して「受精卵」ができると、たったひとつの「細胞」だった受精卵は、どんどん「分裂増殖」をはじめて「胚」をつくっていく。「胚」の初期は、外胚葉由来の「羊膜腔(amnion cavity)」と内胚葉由来の「卵黄嚢(yolk sac)」が主にできてくる。「羊膜腔(amnion cavity)」は、「神経管」になっていき、卵黄嚢(yolk sac)」は「腸管」になっていく。私たちの身體のボリュームの大半は「筋骨・血肉」「臓腑」であるが、これらの組織は「中胚葉」由来といわれている。ところが、「中胚葉」というのは、「胚」のはじめからあるわけではない。古来からある「神話」では「天地交わりてクニ生ず」(天の神と地の神が協働してクニのカタチを創生していく)あるいは「天地人」(天界と地界とのはたらきで人界が生まれる)という。はてな

人體の「中胚葉」は、はてさて、これらの「神話」のように、天(外胚葉)地(内胚葉)が交わって協働することによって生じるものなのか?

地球上には、「二胚葉生物」というものもいる。あるいは、「単細胞」だけの生物もいる。胚葉に分化していない単細胞生物が圧倒的に多い。

人體の「中胚葉」の起源は、はてな